現物型イーサリアムETFが承認された。現物型ビットコインに続いて2つ目のETF承認となった。仮想通貨市場全体は現物型ETFの承認を好感し、強気相場を形成、大きな上昇を記録した。その一方、当のイーサリアムは大幅な売り圧に苦しむ相場状況となった。
ビットコインアナリスト「承認は早かった」
ビットコインの投資アナリストは、現物型イーサリアムETFが早すぎるタイミングで市場に導入されたと考えている。新たな資金が流入しない場合、ビットコインの価格にリスクをもたらす可能性があると指摘している。
ビットコインの投資アナリストに限らず、仮想通貨市場全体でそのような声が上がっている。カブリオール・インベストメントの創設者であるチャールズ・エドワード氏は2024年の現物型ETF市場と仮想通貨市場の相関性を元に下記のように述べた。
「2024年は現物型ビットコインETFのみで良かった」とコインテレグラフに話す。
新規承認を受けた現物型イーサリアムETFはまだ安定していないETF市場の投資家の注意を逸らすだけだと主張している。
現物型ETFは7月23日に正式に導入された。現物型ETF市場においても、ビットコインの優位性はイーサリアムを超えており、比較的安定している。トレーディングビューのデータによれば、過去24時間で0.07%上昇している。現物型ビットコインETFは7月23日の初日取引日に7800万ドルの純流出を記録したが、その後2日間でそれぞれ4450万ドルと3110万ドルの流入があった。
イーサリアムETFが7月23日に導入されて以来、ビットコインの優位性は比較的安定しており、トレーディングビューのデータによれば、過去24時間で0.07%上昇している。ビットコインETFは7月23日の初取引日に7800万ドルの純流出を記録したが、その後の2日間でそれぞれ4450万ドルと3110万ドルの流入があった。